アーク島年代記

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『たのみこむ』には『たのむ！つくってくれ！』というページがあります。ここは利用者から商品化して欲しいモノについて希望を集め、それをメーカーに届けてくれるというページです。

ＹＳＪさんが2001/03/01、アーク島年代記IIの未訳分(5，6巻）をつくってくれ！と発案されました。アーク島年代記完結のため、よろしければ皆さんも「賛同」の書き込みをしてください。

THE AGE OF CHAOS あらすじ

現在翻訳作業中....というほど大した事していません。ただゆっくり読んでいます。どうせ著作権の都合で翻訳しても公開できないだろうし、簡単なあらすじを公開します。

ところで翻訳といえば、第一部では訳者が途中交代しているためか、片仮名の統一がされていないのが難点です。例えば、ヘラルド = ヒールド、ペネロピー = ペネロープなど....
いや、いいかげんなのは翻訳だけじゃない。このTHE AGE OF CHAOSを読んでいて気になる点はミーアキャットの喋り方。たしかミーアキャットたちは「なんとか、エド」とか、自分の名前を最後につけるものだったはずなのに、この三巻ではそれがない!

アーク島年代記辞典

アーク島年代記に登場する人名、地名を一覧にしています。みなさんからの記事投稿も待っています。

アーク島年代記についてちょっと一言

第一部は、一見すると剣と魔法の世界を描いた空想物語。ただ例えば「ドラゴンクエスト」や「ロードス島戦記」とはちょっと違う。なぜなら最後に活躍するのが剣士ではないからだ。剣と魔法の世界と言いながらも、剣が主となりがちな物語が多い中で、この作品は魔法が中心の物語となっている。
特に魔法好きな人に薦めたい。姿の見えない呪術と戦う恐怖感が、何度読み返しても色褪せることのない名作である。

一方の第二部は....完結していないので迂闊なことは言えない。10年近く前に7〜10巻が発売されたが、残りの二冊は未完のままである。
第二部では魔法よりも、大きな組織間の戦いが描かれている。第一部とは登場人物も舞台も殆ど異なっているが、しかし第一部とも絡み合った数々の謎に引き込まれて仕舞う。
この作品は誰にも薦められない。謎解きのない推理小説を読まされるのが好きというならば、止めはしないが....

日米対応表

第二部が完結していないのは、おそらく原書が絶版となっていることと関係があると思われる。原書ではきちんと完結したのだが、今では絶版となっているのだ。

しかし、インターネットとは便利なもの。Amazon.comでは絶版となった本も可能な限り取り寄せてくれるという。そこで、原書でも最終巻を読みたいという人のために、リストを用意してみた。価格はわたしがAmazon.comに注文したときの価格である。交渉次第でもっと安くなるかも知れないし、時間がたってもっと高くなっているかも知れないが、参考の為に載せておく。上段が本の価格、下段が送料。 ( 空欄は原本捜索中 )

Amazon.comに注文しても肝心の『THE AGE OF CHAOS』が見つからなかった ( 2000年8月の時点 ) 。そんなとき、やはり『THE AGE OF CHAOS』を探していた『続刊してよ! 』で、アーク島原書を手に入れたという話を聞いた。早速『akaikutsu.com〜洋古書お探しします〜』に注文し、これだけでも入手することにした。Amazon.comに比べて高いし、発注システムの未熟さはあるものの、素早くみつけてくれたのはありがたい。上段は本の価格、下段は送料、消費税を含めた合計価格。なおこれのみ航空便で依頼してあるので送料が高くなっている。