コンピュータウィルスに備えるべきである。最近のコンピュータウィルスは、電子メールを媒介として、周囲に広がる。このためウィルス対策を怠りウィルスに感染することは、あなたが被害を受けるだけでなく、知人にも迷惑をかけることになる。
有名なウィルス対策ソフトを紹介する。
これらのソフトは電子メールを始めとして様々なファイルの入出力を監視してくれる。ウィルスの入ったファイルを見つければ警告してくれる。
OutlookはMicrosoft社が提供しているメーラである。MS-WindowsやMS-OfficeなどのMS製品を買うと無料で提供されるため、つい使って仕舞う者も多いが、ウィルス感染の心配を考えると大変危険である!
Outlookは世界中で最も普及しているメーラである。しかしそのためにOutlookに感染するように作られたウィルスもたくさんある。逆にいえばOutlookを使わないだけで、ウィルスに感染しないですむことも多い。
Outlook以外の有名なメーラを紹介しておく。
ウィルス対策ソフトを導入したからといって油断してはならない。ウィルス対策ソフトを使っても、新種のウィルスを発見できないがある。発見しても、その警告を無視して読み込めば感染する。
ウィルス対策ソフトは "買えばそれで終わり" というソフトではない。毎日のように発見される新種のウィルス情報をウィルス対策ソフトに教えてやらなければ、新種ウィルスには対応できない。必ずソフトメーカが新種のウィルス情報を配信しているので、定期的にこの情報を得なければならない ( ウィルスパターンファイルのアップデート ) 。
ウィルスの恐いところは、知り合いが感染して仕舞うと、知り合いからウィルスが電子メールに乗って届くことである。知り合いからの電子メールでも不審な添付ファイルは開かないようにすること。
また添付ファイルを送るときは、本文中で「こういう名前のファイルを添付した」と書くようにすると相手も安心して開ける。ただし添付されたワードやエクセルのファイルにマクロウィルスが入っている可能性もあるから、油断しないこと....