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携帯電話の電波の危険性について

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個人的な話だが、僕はこの1999年の10月から携帯電話を使い始めた。日頃から、携帯電話の電波が心臓ペースメーカを狂わせるなど、話には聞いているが、具体的にどの程度危険なのか試してみることにした。

Libretto 50CTA

僕は東芝のP.C.、Libretto 50CTAを愛用しているので、これに対して電波をあてて実験してみることにした。

短波無線

そもそもこの実験をしようと思ったきっかけでもある。

無線機の傍で作業をしていると、Librettoのマウス ( リブポイント ) が勝手に動くという現象がみられたのだ。約144MHzの電波を送信中の無線機の傍に置くと、会話が行われたときだけ、マウスは画面左下に向かって勝手に移動した。

携帯電話

僕はJ-PHONEの携帯電話を使用している。おそらく約1.5GHzの電波を使用していると思われる。これをLibrettoに近づけて電話をかけると、マウスは画面真下に向かって勝手に移動した。

まとめ

携帯電話をCRT式のモニタに近づけて電話をかけると、画像が揺らぐ。このくらいは電場の影響をうけやすい装置だから予想していた。しかし、P.C.のマウスにまで影響がでるとなると、ペースメーカが誤作動するというのも、納得がいく。

しかし、今回はマウス以外が誤動作した気配はなかったが、これがEnterボタンなどの誤動作を招かないという保証はない。そうなると、大変なことになる。下手なP.C.ウィルスより恐ろしい。

携帯電話に着信があると、着信音が鳴り出す前に、P.C.のスピーカからノイズが出る。おかげで、素早く電話に出られると喜んでもいられないようだ。

しかし、携帯電話と合わせて利用することも多い携帯型P.C.なのに、電波に弱いというのも問題がある。


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