I.P.アドレスとは、インターネット上でそのP.C.を特定するための番号です。xxx.xxx.xxx.xxxという四組の数字が並んだもの ( xxxは0から255の数字 ) か、若しくはxxxx.yyyy.zzzz.ne.jpなどの文字列で表されます。
I.P.アドレスをバーチャロンに入力するときは、256.256.256.256という表現でも、xxxx.yyyy.zzzz.ne.jpという表現でもどちらでも構いません。
対戦時はゲスト側の人が、ホスト側の人のI.P.アドレスを入力して接続するので、この番号を調べる必要があります。商用プロバイダなどから電話線接続していると、I.P.アドレスは、接続する毎に毎回変わりますから、接続してからI.P.アドレスを確認してください。
最も確実なI.P.アドレスの確認方法は、インターネットに接続した後、WindowsフォルダのWinipcfg.exeを実行することです。
C:\WINDOWS\WINIPCFG.EXE
Winipcfg.exeを起動すると、「IPアドレス」という欄に数字形式でI.P.アドレスが表示されます。複数のネットアダプタがついている場合は、ドロップダウンリストからインターネット接続に使っているアダプタを選んでから表示を確認してください。
これにより自分のI.P.アドレスを確認できますから、ゲスト側の人にこの数字を教えてください。
I.R.C.クライアントソフトの中には相手のI.P.アドレスを調べる機能を備えるものもあります。ここではChocoaの場合を説明します。他のI.R.C.クライアントソフトについては個々のソフトの説明を読んでみてください。
Chocoaでは会話中、会話ログウィンドウの右に参加者の名前一覧が表示されています。ここで調べたい相手の名前を右クリックし、「Who is」を選んでください。会話入力行の下に、相手の情報があらわれます。一行目後半に書かれているドメイン文字列がI.P.アドレスです。
この方法により相手のI.P.アドレスを調べられますから、ゲスト側の人は、ホスト側の人の手を煩わすことなくI.P.アドレスを確認できます。ただし、相手がproxyを経由していたりすると正しい番号が表示されないことがありますから、その時は相手の人に確認してもらいましょう。
I.P.アドレスを確認したら、テキストファイルなどに書き留めクリップボードにコピーしておくと、Virtual-ON起動後I.P.アドレスを打ち込むとき、貼り付けるだけで済むので楽です。