KALIのTAISENサーバのページです。KALIについての説明も詳しく書かれています。KALIを使っていて困ったときは、FAQなどを必ず読みましょう。また「げーまに」もKALIを利用しているので、「げーまに」で困ったときも読んでみるべきです。
TOMさんより、情報提供していただきました。
KALIとは、インターネット上で対戦するのに、TCP/IPではなく、IPX/SPXを使えるようにするアプリケーションです。KALIを使ってKALIサーバに接続し、KALIの中でVirtual-ONを立ち上げ、対戦するという形をとります。IPX/SPXはTCP/IPより若干通信効率がよいため、対戦の高速化が望めます。
KALIはシェアウェアです。登録料を払わないと、試用版としてしか使うことはできません。試用版として使うと、連続して15分間しか、KALIサーバに接続することはできません。そして、Virtual-ONの試合は、15分間以下で終わります。
概念は、どうでもいいとして、早速、導入法の説明に入ります。
下記のURLに接続してください。
http://www.kali.net/non_js/software/win95.html
この文を書いている時点では、1999年05月19日更新の「Kali95 1.68」が最新版です。日本語版ではなく、英語版を入手しましょう。
入手した実行ファイル、『k95_???.exe』を起動します。
インストール先のフォルダを指定します。
何をインストールするか聞いてくるので、「KALI proxy」、「Wingate」、「Watcher」の三つのチェックをオンにしてインストールします。
Kali95.exeを起動します。
名前等を入力してOKを押します。
「New Game DLL」を探すかと聞かれるので、「キャンセル」を押します。Virtual-ONは自動では見つかりません。
Serial Number、S Key、T Keyをたずねてきますが、試用する場合は無視して「Order Later」を押します。
File→Settingを選択します。
Chatタブを開き、1番上の入力枠の「#chat」を消し「#v-on」を記入します。
「#v-on」は、この「月門の間」のみの共通約束です。KALI上ではこのチャンネルで会話しましょう。
Games→Configure Menuを選択します。
Game 1タブ ( 1-20どれでもお好きなのを…… ) を開き、Menu Titleに「Virtual-ON ( やはりお好きに…… ) 」と記入します。Programには、V_on.exeまでのショートカットを記入します。
ここで、「Allow Kali to drop ...」と「Drop packets that are ...」のチェックボックスは必ず、空欄にしてください。
また「Icon」の「Number」を切りかえると、使用するアイコンを変更できます。
ここまでで、画面下部にVirtual-ONのアイコンが追加されたはずです。
対戦時もKali95.exeを起動します。
試用版の場合、Serial Number、S Key、T Keyをたずねてきますが、まだ試用する場合は無視して「Order Later」を押します。
画面左上に「Num Server ……」と書かれた項目があります。ここで経由地として使用するKALIサーバを選びます。原則として日本にある「TAISEN」サーバを使うので、これをダブルクリックします。
「TAISEN」サーバが混んでいることも考えられます。「Users」を見て、あまりにも混んでいるときは、他のサーバを利用しましょう。
接続すると、IRCに似たチャットが始まります。このチャットで対戦打ち合わせをして、対戦に移ってください。
対戦に移るときは、このチャット状態を維持したまま、無駄な通信アプリケーションを止め、最後に画面下部のVirtual-ONアイコンをダブルクリックします。
KALIによる対戦時はIPアドレスを指定する必要はありません。Virtual-ONに対しては、ホスト側、ゲスト側ともに、通信プロトコルをIPXにした上で、普段どおりの設定をしてください。
15分間しか連続使用できません。必要に応じて再起動する必要があります。
スタートアップに自動登録されるショートカットは、鬱陶しいので外しておくことをお勧めします。