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以下、感想対ランラン用最終兵器「大きな古時計」。
最近、平井堅氏がカバーして街に溢れていますが....
このシリーズで一番名前を工夫されたのは、赤塚幹久ではないと思う。
あかつかみきひさ....柾季がとにかく覚えられないでいるけれど、本当に印象に残らない。なんというか、ここまでつかみにくい名前も珍しいんじゃないかと思う。
ランラン ( 宇卵 ) 、いい人だ。独特の口調がたまらないぞ。
でも、おかげで密かに期待していた堀江朔美の影が薄くなって残念。一巻でゴーイング・マイウェイっぷりが期待されていたのに、その後出番もなく、四巻で復活したかと思えば、より強烈なランランの前にやや霞み気味。もったいない。
三巻で柾季が口走っていた「ましろ」やはりただではすまない存在だったのね。この辺、五巻につながるのでしょうね。気になります。
東方ウィッチクラフト続巻発売予定と聞いて、また読み返してみた。もう一つ、ウィッチクエストというゲームをやるかも知れないので、その雰囲気づくりという意味も....ないなァ。
やっぱり読み返しても、一子と柾季を追う限り、なんか魔女の世界には浸れず。二巻はラスター ( ひかる ) 編なら、魔女の世界を堪能できるだろうな。でも、そう思っても次の瞬間には思い直す。やっぱりこれは一子と柾季の話で、魔女ものではないのだ。
魔女ものというより、人と違うものもの、というやつだろうか? 第一章からして既に「人間外」と言われているけれど、そういうことなんだと思う。かふうも魔女 ( というか魔法使い ) になりたいと思ったことは多いし、今も結構思うけれど、魔法って人と違うことができるところが魅力だと思う。そういう意味で、一子も人と違うことになっているんだな。
その結果がどうにも欠点として先に見えているのが、変なところであり、この話の面白いところなんだろう。人と違うからこそ魔女にもバリアフリーをなんてことになってくる。やっぱり視点のずれが面白い。視点のずれを楽しめる時点で、一子は魅力ある力を手に入れているんだな。
最後読んでどうでもいいことを考え出す。もし、ひかると柾季がくっついちゃったらどうなるんでしょうね。完全に一子は使い魔ですよ。いや、今も使い魔なんだけど.... 柾季の馬鹿についていけるのは一子しかいないとはいえ、一子、このままじゃ対等の関係にはなれないしなァ。
使い魔って、解約できるのだろうか?
あァ、あと柾季がまだ魔法に夢中で、女の子なんて眼中に無くてよかったよ。一子が犬程度にしか思われていないのも不幸中の幸い!?
かふうの好きな現代魔法使い小説....のはずが、魔法の影が薄い!
オープニングの牛若丸の格好よさはどこへ? 格闘系魔女のパワーと、やたら早口な会話 ( 「末代まで暇です!」 が意味不明ながら一番笑えた ) の所為で話が違うほうに....ときめきテレフォンの宣伝は嘘だろう? ああいう厳かな魔法を期待した人はどうすりゃいいんだ? ともかく怒涛の会話を期待する人向け。
それで読み終わった直後の第一声は、「一子、それでいいのか!? 」
朔実さんでなくても、思わず心配して仕舞う一子のバカっぷり。プライバシーも肉体の自由なくて ( 痛みだけ伝わらないのがこれまたズルイし ) それでいいのか! もうちょっと逃げる手立てを考えようよ〜
ところで、オーダルって右のみたいなのだよね? 「縦に置いた魚の尾を途切れさせたような」。 なのに、p.187のイラストはどうみても違う。多分、ペルス。 これは、一子の刻印は変化しているのか....続編でこの辺の秘密が明かされる? |
オーダル |
ペルス |