初めてやったR.P.G.というものはドラゴンクエストでした。歴代ドラゴンクエストの中でも、特にお気に入りなのはIVです。
ごめなさい。いきなりの理由はシンシアが登場するから....だったりします。
勇者の村で唯一彼女だけが生き返るのはどうかと思うけれど、身代わりになって出て行くシーンは感動的だと思いません?
襲撃のあと、最後に彼女が寝ていた草むらの中から、彼女の帽子を拾うシーン。5章が始まると同時に思わず感動しちゃいました。結局、僕は勇者のたった8個の道具欄の一つを、彼女の帽子に使ったままクリアして仕舞いましたよ。えェ、何回も!
デスピサロには同情の余地がある....勧善懲悪を脱した初のR.P.G.として画期的なゲームだったと思います。
一見、思い通りに動かない仲間たちも、その思い通りにいかないところがかえって仲間と感じさせてくれると思います。彼らは手足ではなく仲間なのだと....
V以降もA.I.は搭載されていますが、「めいれいさせろ」という作戦があるかぎり、その魅力は半減です。この不自由さがたまらないのに....
V以降のドラクエではモンスターを仲間にできる。でも、本来モンスターは人間とは相容れない存在で、互いに住む世界が違う生き物。不自然に人間になつくのはどうかと思うけれど....
確かにホイミン、ドランというモンスターがIVにも登場する。けれどこの二匹、モンスターとしては特殊な存在だ。
一匹は人間を目指し、モンスターであることをやめている。だからライアンもホイミンと対等に接していて、ペットや下僕とは見ていない。またドランはもともとが天空城にいたペットで、野生の生き物ではない。
こういった特殊な生き物ではなく、まさに野生の生き物にあまりにも接しすぎるVはどうかと思う。
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