経済協力開発機構 ( OECD ) の国際学習到達度調査結果が出た。参加41ヶ国中の日本の数学力は6位、読解力は14位。前回よりも順位をさげたようだ。
国際教育到達度評価学会 ( IEA ) の学力調査では中学生の理科が参加46ヶ国中6位、小学生の理科が参加25ヶ国中3位で、こちらも前回より順位をさげたようだ。
このことに文部科学省は衝撃を受けているようだ。でも「ナンバーワンにならなくてもいい ( 世界にひとつだけの花・SMAP ) 」なんて歌を、甲子園のテーマソングにするような国なのだから、順位を下げるのも仕方ないかなとも思う。
ただ、最近僕はこの甲子園テーマソングの解釈を変えてみることにした。
もしかしたら甲子園で優勝したチームは何も考えずただ漠然と周囲に野球をやれと言われて、言われるままに練習して優勝したのかも知れない。そんなチームに、ただ優勝おめでとうと言わず、優勝した瞬間に「世界にひとつだけの花」を聞かせて、なぜ戦うのか深く考えさせたいのかも知れない。
あの歌自体の解釈も僕は最近変えてみることにした。
「花屋の店先に並んだ。 ( 略 ) どれもみんな綺麗だね。」
花屋の店先に汚い花は並べないのである。「ナンバーワンにならなくてもいい」なんて余裕のある発言をする資格は、ある程度の選抜を抜けた者にだけに与えられる。
最高を目指さなくてもいいかも知れない。でもある程度の選抜は抜ける。そんな努力はしていきたい。
政府・中央防災会議専門調査会が首都直下地震での被害見込みを発表した。
新潟県中越地震は、それ自身の被害よりも教訓話として見られるようになってきた感じがする。
新潟県からは、被害がでていることを周囲に意識してもらうため「新潟県中越大震災」独自に呼ぶことにした。 ( 11/29 ) マスコミ、政府にも使用を要望しているようだ。
神戸の場合、正式名称が兵庫県南部地震であるにも関わらず、周囲は通称・阪神淡路大震災を自発的に使ったから、政府呼称も阪神淡路大震災となった。果たして新潟県が自分で決めた通称が普及するかどうか....
僕は一応、谷山浩子ファンです。アルバムCDをベスト版を除いて全部もっている程度のファンです。小学生の頃から谷山さんの歌声がないと心が落ち着きません。電車、自動車の中では毎日聞いています。あんまり曲数が多くて持ち運びしきれないので、プレーヤーには数曲選んで入れていますが、最近のお気に入りは「海の時間」です。
海の時間の中の一節
「ごらん、とてつもなく背の高い不思議な木が伸びていくのを.... 」
もう、この「とてつもなく」のところが大好き。分からない人にはまるで分からないだろうけれど....
そして毎日電車の中で思いました。「とてつ」って何だろう? 少なくとも背の高い木は蘇鉄 ( そてつ ) ではないでしょう。
疑問に思いつつ1ヶ月くらいした頃、とうとう検索してみました。
とてつ : 途轍 : すじみち。道理。 ( 大辞林より )
ひらがなで書くとむちゃくちゃかわいいのに、漢字はごついし、意味は格好いいし....ちょっと感動。
「とてつもない」良い言葉だ。
昨日17日のニュースを見て、思わず戦前にタイムスリップしたかと目を疑った。自民党憲法調査会のまとめた改憲草案大綱に、僕は反対する。
正確な内容は上のリンク先で確認してもらいたいが、無知蒙昧の小泉首相と狂気の周辺側近の性質がにじみ出ていると感じる。この内容が実現しないよう、僕もなにかしら行動を起こしたい。
広島カープファンの皆様。たる募金をやってます。
いくら出そうか....悩み中。かふうはプチ広島ファンです。
月一回更新から年一回更新へとペースダウンする日記、一応更新してみます。
9月のことですが、国立天文台の
確かに「天動説が4割」というのは驚きです。ただ、暗記として覚えた地動説と、乏しい自然体験の中から想像した天動説では、小学生にとってどちらかが科学的結論なのだろうかと思うと、「天動説が4割」が悪いとは言い切れないと思います。
「地動説が正しい、科学的だ」と主張する人たちは、座標変換したら地動説と天動説がある意味で同一だということを考慮しているのでしょうか? 盲目的に地動説を暗記しているだけのような気もします。
また「天動説が4割」で、子供たちが勉強しなくなったという意見も、そう言い切れるものではないと思います。
現代では天動説だろうが、地動説だろうが、その知識はあまり生きる上で必要とはいえません。むしろ「携帯電話の使い方を知らないおじさんが4割」の方がよほど迷惑な気がします。生きる上で必要な知識が変化しているのだから。それはそれで構わないのではないでしょうか?
「地学は不要だから教えてはいけない」と言うのなら反対しますが、「知りたい者が知る」というのは構わない気がします。
世の中、本当に覚えなくてはいけない常識は多いです。覚えきれなくても仕方ないんじゃないかと思うようになってきました。
僕などは車を好きなので常識だと思っていたのですが、意外と車のウィンカーの意味を知らない人が多いです。確かに、ブレーキランプの意味も小学校で習ったような気がしますが、興味のない人ならすぐ忘れることでしょう。ブレーキランプとテールライトを区別することは、高等技術のような気がします。
困ったことにそういう知り合いはしばしば車に轢かれています。曲がることも止まることも分からないと、やはり轢かれるようです。歩行者の事故をなくすために、警察は歩行中の事故にあった被害者には、運転講習をした方がいいと思います。
話が脱線しましたが、どんなに常識と思えることでも知らないという人は多いということで、知らない人には教えてあげましょう....最初の結論とずれている気がする。
思い出したように日記を更新する。
東京もだんだん暑くなってきました。
2004年3月26日にとあるビルの回転扉で死亡事故が起きてからというもの、東京中の回転扉が次々と止められました。
動かなくなった回転扉というのはなかなか不思議なものです。おかげで回転扉を使わない場合の出入り口というものをいろいろ見ることができました。
単に、回転扉とは別の場所に普通の自動ドアを用意しているだけのビル....いえ、「単に」などと書きましたが、それで充分なのですが.....
回転扉の扉部分が外れるビル....扉ではなくただの通路になっているともいえます....
回転扉の扉部分が自動ドアになっているビル....結構驚きました。今まで自動ドアごと回転させていたとは....
気になっていたのは、この扉を外していたビルです。
夏になったらどうするのだろう? 夏でも開けっ放しなのだろうか?
最近暑くなってきて答えが見えてきました。
普通に回転し始めました。
世間も事故を忘れた頃ですし、ちょうどよい頃合なのでしょうか?
温帯の日本では、はっきりいって回転扉など必要ないでしょう。
それが、今回、回転扉をとめてみたことでよく実感できました。
ついでに、さすがに扉なしというのは厳しいということも分かりました。
でも、今回止めてみたのがあまり必要性のない回転扉だったからよいものの、もしもエスカレーターで今回の事故が起きていたらと思うとぞっとします。
エスカレーター自粛!!
まず地下鉄あたりが悲鳴をあげます。地下鉄でなくても最近の駅のエスカレーターはどれも長いですからね。
とあるニュース番組をみていたところ、「今年の景気を信号機の色に例えると? 」という質問を行っていた。回答していたのは、大会社の代表者たちなのだが、印象に残ったのは何人かの「青にかわりかけている黄色」という回答であった。
赤と答えて社の信用を落としても困るし、青と答えるのも間抜けと見られかねない、という微妙な気持ちから皆さんそう答えているのかも知れない。
けれど、街を見回してみても、黄色から青にかわる信号なんてない*1わけで、一度気になると、とても意味深な回答だと思う。
よく「黄色信号が灯っているぞ! 」なんて警告を耳にするけれど、一度黄色信号がともったら、あとは赤になるしかないわけで....
どっかの警戒態勢は黄色だか橙色だかになっているそうだけど、後は赤に....
*1 黄色から青にかわる交通信号機があったら、ぜひ教えてください。